1200年余の歴史を支える日本の木造建築物。
 神戸・淡路大震災においては多くの建物が倒壊し、木造住宅は地震や災害に弱いのでは?と疑問符が投げかけられましたが、我が国には、法隆寺をはじめとする長寿命を誇る木造建造物がたくさん残されています。千年余の歴史に生きる法隆寺などは、様々な自然災害を経験してきたにも係わらずビクともしないで、建築資材として木の持つ素晴らしさと天平の職人の技術の粋が凝縮されて世界遺産として現代に残されました。現代の木造建築と古代の木造建築との違いはどこにあるのでしょうか?それは住宅に求める熱環境が天平の昔とは、比較にならないほど大きくなったということです。法隆寺などの神社・仏閣は、普段は人が住むことのない建造物です。従って炊事や暖房など、人が住むことによって起こる建物に対する悪影響が少なかったのですが、現代の住宅は、暖房も木炭を焚く火鉢から石油ストーブにかわり、断熱や気密性能が高くなるにつれて結露が発生し、木の文化を持つと自負している我が国の住宅は、耐用年数25年が平均的な限度と言われる情けない住宅になってしまいました。
 その原因の多くは、確たる知識もないままに、欧米並の居住空間の快適性を求めて断熱工法が導入され、安易に断熱材が施工された事と燃焼と共に水蒸気を発生させる石油暖房が一般化したこと。気密性能は高いが断熱性能に難があるアルミサッシが一般化した事によります。住宅は壁の内部から腐ってしまい極端に構造材の強度が落ち、シロアリの食害等を受けていたのです。これでは、どんなに優秀な木造建築でも長持ちするわけはありません。
 このような住宅の工法上の欠陥を解消し、本当に快適な住環境と住宅の長寿命を実現する本物の高断熱・高気密・省エネ・快適住宅を実現するために、松美造園建設工業は「GMシステム」を開発しました。
木造建築物の耐用年数は、
千年余。鉄筋コンクリートは?


●木は鉄やコンクリートよりも強い。
 木は、下図のようにコンクリートや鉄などと比較しても強度的には、圧倒的に優れています。図の木材は杉の例ですが、引っ張り強さは、同じ重さの鉄と比較して4倍の強度、圧縮に対する強さは、同じ重さのコンクリートの9.5倍もの強さがあります。さらに、鉄やコンクリートよりも圧倒的に軽いので、建物の重さが大きければ大きいほど影響を受けるといわれる地震の際にも、建物に受けるエネルギーが少なく、鉄やコンクリートと比較すると、余り大きな影響を受けなくてすみます。



●木は鉄やコンクリートよりも強い。
 木は、下図のようにコンクリートや鉄などと比較しても強度的には、圧倒的に優れています。図の木材は杉の例ですが、引っ張り強さは、同じ重さの鉄と比較して4倍の強度、圧縮に対する強さは、同じ重さのコンクリートの9.5倍もの強さがあります。さらに、鉄やコンクリートよりも圧倒的に軽いので、建物の重さが大きければ大きいほど影響を受けるといわれる地震の際にも、建物に受けるエネルギーが少なく、鉄やコンクリートと比較すると、余り大きな影響を受けなくてすみます。

●木は伐採されても千年以上生き続ける。
 木造住宅に使用される木の寿命が何年くらいかおわかりでしょうか?法隆寺の例もありますように木は、千年以上も生き続ける驚くべき生命力があります。木は、伐採されて製材された後も生育した年月と同じくらいの年月を生き続けるといわれています。100年生育した木は100年間、千年生育した木は千年の寿命があります。法隆寺の用材を例に取ると伐採後200年〜300年間は、生育していたときよりも逆に強さが1.3倍も強くなり、それから徐々に弱くなり、1000年後にもとの強度に戻ります。法隆寺の宮大工の話では、昭和の大修理の時、棟木に乗った瓦を外してみると1000年間、瓦の重さで反っていた棟木が真っ直ぐに戻った、とか。カンナをかけたら桧特有の木の香りがしたといいます。これこそ、建物となっても木が1000年も生きている証拠ではないでしょうか。



●木は熱に強く、燃えにくい。
 木が燃えにくいといえば、意外に思われるかもしれませんが木は燃えると表面が炭化し、それ以上燃えるのを防ぐ働きがあります。焼き肉パーティ等で木炭に着火させる時の苦労で経験した方も多いはずです。燃えるスピードも遅く1分間に0.6mm〜0.8mmで30分でも18mm〜24mmしか燃えません。木が燃料として優れているのは、この燃えにくい性質のために長期間火種が残り炭化した状態でゆっくりと長時間燃えるからです。また、燃えても下の表で示すように、内部が燃えない限り鉄のように、急激に強度が失われることもありません。もしもの火災の時も、鉄骨のように急に構造が崩れてくることも無く、充分に脱出が可能です。
「松美の家」は、木の性質を知るから、
木にこだわるのです。


●木は自動的に湿度調整をする。
 木は室内に湿気の多い時には、その湿気を吸収し、逆に湿気が少なく乾燥している時には、湿気を放出するという自動的に調湿する働きがあります。この調湿作用は表面温度を急激に上げない効果がありますから、台所のような湿気が多くて、不快な熱がこもりやすい場所でも木造ならば快適に作業が出来るのです。



●木は自動的に湿度調整をする。
 木は室内に湿気の多い時には、その湿気を吸収し、逆に湿気が少なく乾燥している時には、湿気を放出するという自動的に調湿する働きがあります。この調湿作用は表面温度を急激に上げない効果がありますから、台所のような湿気が多くて、不快な熱がこもりやすい場所でも木造ならば快適に作業が出来るのです。


●木は高い断熱効果を持つ。
 断熱とは、外気温を遮断し、住環境を私達が快適に生活できる温度環境にコントロールすることを目的とします。断熱性能は、熱伝導率が低ければ低いほど優れています。木材の熱伝導率は、約0.127w/m℃でコンクリートの約14倍、鉄の約380倍もの断熱性能があります。



●木は私達に、最も優しい
 住環境を提供する。

 木製・コンクリート・金属製の3種類の飼育箱で10組ずつのマウスを飼育し、子供を生ませた実験結果によると、外気温が30℃で飼育した場合には余り変化はないが、外気温が25℃近辺になると木製の箱の生存率は90%程度であるのに対し、金属製の飼育箱では50%、コンクリート製では4〜5%の生存率の結果であることが報告されています。同じ温度条件でも、箱の材質により体温が奪われる度合いに応じて生存率が異なるようです。また子供の発育、特に内蔵の発育に違いが現れるということです。これを直ちに人間に当てはめるわけにはいきませんが、近年、木造校舎が見直されているのも子供の発育に関して、木造校舎の子供達を温かく包み込む保温性・弾力性・調湿性が見直されて来ているからです。以上のことから木は、住宅素材として最も適した素材といえます。